当たり前の話ですが、身体は口から入る食べ物で作られています。
皆さんも何となく身体に良い食べ物と、悪い食べ物を区別されているのではないでしょうか。
今回は、食べ物について解説します。
(この記事は、『老後は40代で決まる 接骨院の院長がこっそり教える健康「骨」習慣に収録されています。)
この記事を書いている人
柔道整復師
鈴木 悟(おむすび先生)
むすび接骨院 鈴木 悟 院長 著
『老後は40代で決まる-接骨院の院長がこっそり教える健康「骨」習慣-』
腸が硬くなるとぎっくり腰や腰痛をおこしやすい?
あまり摂取しない方がよいのが、次の食品です。
- 冷凍食品
- 加工食品
- 甘いお菓子
- アイスクリーム
- 精製した白い砂糖や塩
- 添加物で抽出された油
現在では、スーパー等で身体に良いものを見つけるのはなかなか難しいですね。
理想的な食事は、100年前の日本食です。
なるべく冷蔵庫も電子レンジもなかった時代の食事に近づけましょう。
冷蔵庫がなくても腐敗しない発酵食品や干し物。主食は玄米に近い精製しすぎないお米、主菜は魚や大豆食品、副菜には海藻や野菜、きのこ類。
こんなバランスの食事が理想的ですね。(参考:田舎暮らしの始め方)
飲み物にも気を使いましょう。
現代は多種多様な飲み物があふれていますが、旧人類が登場した50万年から30万年前、新人類が登場した20万年前に果たして、その様な飲み物を飲んでいたのでしょうか?答えは自ずと出ていると思います。
カフェイン過多、糖分過多、添加物過多、アルコールは当然注意すべきです。そればかりではなく、水道を捻った直後の水や瞬間湯沸かし器の直後のお湯も重金属の含有率が高くなっている可能性があるので、お気を付けてください。
ただし、水分補給自体はとても重要なことです。
40代を過ぎてからは、特に気を使う必要があります。
加齢により血管の柔軟性がなくなり、血管内部にプラークが蓄積されやすくなり、「ドロドロ血液」になりやすい状態です。
ドロドロ血液の塊、「血栓」が心臓にとべば心筋梗塞に、脳にとべは脳梗塞になります。
喉が渇いていなくても一時間に一回は水分補給をしましょう。
昨今、盛んに腸活が注目されていますね。素晴らしいことです。
体中に指令を出すホルモンは脳と同等以上に腸からも出されています。
もともとの原始生物であるアメーバ等は、必要な物を自身に取り込んで代謝し不要な物を排出する「消化器官」のみで出来ています。「脳」や「目」や「耳」や「鼻」は、腸の後付け。つまり、生物として一番大事なのは、「腸」ということです。
臨床的には、腸が便秘等で硬くなっているとぎっくり腰や腰痛をおこしやすくなります。肩や腕の上がりだって悪くなります。
また、腸はメンタルにも影響するといわれています。 野菜中心の食事や、こまめな水分補給、自家製の糠漬けや、プロバイオティクスのプレーンヨーグルトなどで腸を健やかに保ちましょう。
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